2025年11月10日月曜日

10/16/2025 台湾帰省旅行フライト編 - Taiwan Homecoming Trip: Flight Edition

 

35年ぶりの故郷・台湾への帰省がついに決定!この旅は、懐かしさと、「言葉の壁」や「カルチャーショック」への一抹の不安が入り混じる、時を超える大冒険です。しかし、不安よりも再会への高鳴る期待が勝ります。35年分の家族の愛と故郷の息吹を全身で感じ、最高の思い出を携えて帰る決意です。いざ、台湾へ!

EVA AIRの飛行機

ニューヨーク・JFK国際空港を深夜1時半に出発するエバー航空の直行便は、まさに「時空跳躍ミッション」の始まりです。約15時間に及ぶフライトは、眠らない街のNYから離れ、機内で地球の裏側へ静かにワープする贅沢な時間。このロングフライトを乗り越えれば、目覚めた窓の外には、35年ぶりに踏みしめる故郷・台湾(TPE)の朝の光が待っています。眠っている間に過去と未来が繋がる、期待と興奮に満ちた空の旅路です。

長いフライトに備え、機内席はすでに「究極の快適コマンドセンター」と化しました。長旅の絶対不可欠な要塞であるネックピローと、外界の騒音を完全に遮断するノイズキャンセリングヘッドホンで、静寂の結界を構築。さらに、15時間を瞬時に消滅させるための「時間消滅デバイス」として、ノートPC、タブレット、そしてNintendo Switchを完備しました。この万全の布陣で、長距離フライトを乗りこなし、35年ぶりの故郷・台湾への旅を最高の状態でスタートさせます。

NY時間、深夜4時の機内食

退屈な長距離フライトの中、ニューヨーク時間・深夜4時に訪れた唯一の娯楽、それが機内食の時間です。選択肢は「中華風ポーク」と「洋食のミートスパゲッティ」。眠気と戦いながらも、迷わず「中華風ポーク」を選択しました(「誰がブタだっ!)。さすがに深夜でお腹は空いていませんでしたが、この特別な環境でいただくポークは格別の味わい。深夜の静寂の中で機内食を完食し、台湾到着へのモチベーションをしっかりとチャージしました。

飛行機のトイレで撮影

15時間のフライト中、興奮からあまり眠ることができず、退屈を打ち破るためにノートPCでの作業や、タブレット、Nintendo Switchでのゲームに必死に時間を費やしました。しかし、この「必死の暇つぶし」が落とし穴でした。画面を見続け、指を動かし続けた結果、かえって体力を激しく消耗。まだフライトの先は長いというのに、このままでは台湾到着前に力尽きてしまうのではないかと、体力ゲージの低下に不安を感じる、まさかの空のサバイバルミッションとなりました。

台北に到着3時間前の機内食

フライトも残り3時間となり、2回目の機内食の時間です。到着前から気分を台湾モードに切り替えるため、「中華風 鶏肉のおかゆ」を迷わず選択。あまり空腹ではなかったにもかかわらず、一口食べると予想外にレベルが高く、非常においしいことに驚きました。1回目の食事もそうでしたが、エバー航空の機内食は本当に質が高いようです。その美味しさに誘われ、今回も疲弊した体で完食。おかゆの温かさと共に、いよいよ故郷が近づいているという実感が湧いてきました。

ついに台湾時間の朝7時、桃園国際空港に到着しました!フライトは想定外の16時間となり、機内でほとんど眠れなかったため、体力は緊急アラート状態です。ここから台湾での一日が始まると考えると正直、気が遠くなるほどの疲労感があります。しかし、その消耗した体力を一瞬で凌駕したのは、「台湾に着いた!」という爆発的な興奮でした。現在の私を動かしているのは、純粋なアドレナリンのみ。この情熱をエネルギーに変えて、いよいよ故郷での長い一日をスタートさせます!

桃園国際空港に到着し、入国審査へ向かう前に、最初のミッションとして、台湾で全面禁止されているVapeをトイレで秘密裏に処分しました。クリーンな状態で臨んだ入国審査でしたが、私の特殊なステータスが災いしたのか、審査官から細部にわたる尋問級の調査を受け、一時は緊張が走りました。しかし、最終的には無事に通過。最大の関門はクリアしましたが、これから始まる「Vapeなしの台湾滞在」、つまり禁断症状との戦いを考えると、早くも新たな不安が押し寄せています。

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