ジャームのミナレットって何?
ジャームのミナレットは、アフガニスタンという国にある、とても古くて高い塔です。
- 高さ:約65メートル(マンションの20階建てくらい!)
- 作られた時期:今から約850年前(1174年〜1202年頃)
- 材料:焼いたレンガで作られています
どうして作られたの?
昔、この場所には「ゴール朝」という王様の国がありました。この塔は、その王様が「私たちの国はすごいんだぞ!」ということを周りの人に見せるために作ったと考えられています。
塔の特徴
1. とても美しい模様
- 塔の表面には、幾何学模様という美しい形の模様がたくさん刻まれています
- アラビア語の文字も美しく書かれています
- まるで芸術作品のようです!
2. すごい技術
- 850年前に、こんなに高い建物を作るのはとても難しいことでした
- 地震があっても倒れないように、しっかりと作られています
3. 不思議な場所
- 山の中の川のそばに建っています
- なぜこんな人里離れた場所に作ったのかは、今でも謎です
世界遺産になったけど...
2002年に、この塔は世界遺産に選ばれました。世界遺産とは、「世界中の人が大切にしなければいけない宝物」のことです。
でも、困ったことがあります:
- 雨や風で少しずつ壊れている
- 洪水で塔の下が削られている
- 戦争があって、修理するのが難しい
- 危険なので、観光客は行くことができない
そのため、「危機遺産」というリストにも入っています。これは「このままだと壊れてしまうかもしれない遺産」という意味です。
なぜ大切なの?
この塔は:
- 昔の人の技術がどれだけすごかったかを教えてくれる
- イスラム教の美しい芸術を見ることができる
- 歴史を勉強するのに大切な資料
まとめ
ジャームのミナレットは、昔の人が作った素晴らしい建物です。でも、自然災害や戦争で壊れる危険があります。世界中の人が協力して、この大切な宝物を守っていく必要があります。
みんなも、こうした世界の宝物に興味を持って、大切にする気持ちを持ってくださいね!
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