2012年1月23日月曜日

2012年・日本人メジャーリーガー・現役選手リスト

青木宣親 ミルウォーキー・ブルワーズ ー 外野手 右投げ左打ち 30歳(ヤクルト 2004-2011、MIL 2012~)ー 2011年のオフにポスティング制度でミルウォーキー・ブルワーズが落札(2.5MIL)、2年契約(3年目はTeam Option)でブルワーズに入団(2年・2.25MIL)「安打製造機」と称されるほどのバッテングセンスがアメリカでも通用するのかが見のもの。昨年リーグ優勝を果たしたブルワーズでのレギュラー中堅手としての活躍が期待される。





五十嵐亮太 ピッツバーグ・パイレッツ ー 投手 右投げ右打ち 32歳(ヤクルト 1999-2009、NYM 2010-2011、PIT 2012~)ー 2008年のオフにフリーエージェントとして、ニューヨーク・メッツと2年契約で入団(2年・3MIL)。メッツのセットアッパーで活躍するとして期待をされてはいたが、あまり好成績を残すことができなかった。2012年はパイレッツとマイナー契約を交わし、再びメジャーでの活躍を目指す。






イチロー シアトル・マリナーズ ー 外野手 右投げ左打ち 38歳(オリックス 1992-2000、SEA 2001~)ー 2000年のオフにポスティング制度でシアトル・マリナーズが落札(13.125MIL)、3年契約でマリナーズに入団(3年・14MIL)。日本人の野手として初めてメジャーに渡った選手。2001年のメジャー1年目から首位打者、盗塁王に輝き、その年のRookie of the YearとMVPを受賞する。その後もオールスター・10回、Gold Glove Award・10回、Silver Slugger Award・3回など数多くの賞をもらうほどの活躍を見せている日本が誇るメジャー選手である。昨年は11年連続3割打率、年間ヒット200本を達成することができなかったが、2012年は再びイチローの完全復活に期待がでる。


岩隈久志 シアトル・マリナーズ ー 投手 右投げ右打ち 30歳(近鉄 2001-2004、楽天 2005-2011、SEA 2012~)ー 2010年のオフにポスティング制度でオークランド・アスレチックスが落札(19MIL)、しかしアスレチックスとの入団交渉は契約までにいたらず2011年は再び楽天に戻る。2011年のオフにはフリーエージェントとなり、シアトル・マリナーズと1年契約を交わし入団(1年・1.5MIL)。昨年の楽天では怪我悩まされたが、今季はマリナーズで先発投手の一人として期待されている。





上原浩治 テキサス・レンジャーズ ー 投手 右投げ右打ち 36歳(巨人 1999-2008、BAL 2009-2011、TEX 2011~)ー 2008年のオフにフリーエージェントとしてボルチモア・オリオールズと2年契約で入団(2年・10MIL)。メジャー1年目はオリオールズの先発投手として期待をされていたが、怪我に悩まされあまり活躍ができなかった。しかし2年目から中継ぎ、そしてクローザーとして活躍を見せる。2011年はシーズン途中にレンジャーズにトレードされ、レンジャーズのワールドシリーズ出場に貢献するピッチングを見せた。




岡島秀樹 ニューヨーク・ヤンキーズ ー 投手 左投げ左打ち 36歳(巨人 1995-2005、日本ハム 2006、BOS 2007-2011、NYY 2012~)ー 2006年のオフにフリーエージェントとして、ボストン・レッドソックスと2年契約で入団(2年2.5MIL)。左腕からの独特のピッチングフォームでメジャーのバッターを翻弄し、レッドソックスの左腕のセットアッパーとして活躍をする。2011年は怪我に悩まされ、メジャーではこれまでのような好成績を残すことは出来なかった。2012年はマイナー契約でヤンキーズに入団。2010年以前の投球が戻っていれば、今季もヤンキーズのセットアッパーとして活躍ができるだろう。更新:左肩の負傷が発覚したため、球団側から契約破棄。ふたたびフリーエージェントに。



黒田弘樹 ニューヨーク・ヤンキーズ ー 投手 右投げ右打ち 36歳(広島 1997-2007、LAD 2008-2011、NYY 2012~)ー 2007年のオフにフリーエージェントとしてロサンゼルス・ドジャースと3年契約で入団(3年・35.3MIL)。メジャーに入団後も広島時代に見せたベテランらしいピッチングでドジャースの先発投手の一角として活躍をみせチームに貢献した。2011年のオフにはニューヨーク・ヤンキーズと1年契約(10MIL)を交わし移籍。ヤンキーズでも先発投手の一員として活躍が期待されている。





斎藤隆 アリゾナ・ダイヤモンドバックス ー 投手 右投げ左打ち 41歳(横浜 1992-2005、LAD 2006-2008、BOS 2009、ATL 2010、MIL 2011、ARZ 2012~)ー 2005年のオフにフリーエージェントとして、ドジャーズにマイナー契約で入団。当初はあまりメジャーでの活躍は期待をされておらずマイナーからのスタートであったが、メジャー昇格とともに好投をみせドジャーズのクローザーになるまでの活躍を見せた。2009年はレッドソック、2010年はブレーブス、2011年はブルワーズでセットアッパーとして好成績を残し、各チームで貢献している。今季からはダイアモンドバックスのセットアッパーとしての活躍も注目される。最年長日本人現役メメジャー選手。


高橋尚成 ロサンゼルス・エンゼルス ー 投手 左投げ左打ち 36歳(巨人 2000-2009、NYM 2010、LAA 2011~)ー 2009年のオフにフリーエージェントとして、ニューヨーク・メッツにマイナー契約で入団。メジャー1年目のメッツでは先発、中継ぎ、セットアッパー、クローザーなどあらゆる場面で活躍し好成績を残す。しかし契約上の問題でメッツとの再契約はできず、2011年のオフにロサンゼルス・エンジェルスと2年契約で移籍(2年・8MIL)。エンジェルスに移籍後も頼れる左腕の中継ぎとして好投を見せ、今季もまたエンジェルスでの同じ活躍が期待されている。




田澤純一 ボストン・レッドソックス ー 投手 右投げ右打ち 25歳(BOS 2009~)ー2008年にアマチュア・フリーエージェントとして、ボストン・レッドソックスに3年契約で入団(3年・3MIL)。日本のプロ野球には行かずに、アマチュアからメジャーリーグ球団と契約した日本人選手としては3人目。2009年はマイナーで好成績を残し、プロ入り1年目にして早くもメジャーに昇格。今後が期待される活躍をみせたが、シーズン終了前に靱帯損傷が発覚、2010年はDL入りで登板することはなかった。怪我からの復帰した2011年はマイナーを順調に上り、再度メジャーに昇格することができた。怪我で遅れはとったものの、今季は再び日本人若手ピッチャーとしての期待が高い。


建山義紀 テキサス・レンジャーズ ー 投手 右投げ右打ち 36歳(日本ハム 1999-2010、TEX 2011~)2010年のオフにフリーエージェントとして、テキサス・レンジャーズとマイナー契約で入団(1年・1MIL)。2011年のスプリングトレーニングは成績を残すことができず、マイナーからのスタートではあったが、5月にメジャー昇格をしてからは変則サイドアームの投球がメジャーでも通用することを証明させた。今季はレンジャーズとの契約を延長し、再び中継ぎとして活躍が期待される。





ダルビッシュ有 テキサス・レンジャーズ ー 投手 右投げ右打ち 25歳(日本ハム 2005-2011、TEX 2012~)ー 2011年のオフにポスティング制度でテキサス・レンジャーズが落札(51.7MIL)、6年契約でレンジャーズに入団(6年・60MIL)。日本のプロ野球界でNo.1と言われてるピッチャー。2009年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表として出場し、メジャー選手を相手に好投をみせ、メジャーでも今すぐエースとして通用できる選手として各メジャーチームから賞賛を浴びた。今季からは2年連続ワールドシリーズに出場を果たしたレンジャーズのエースとしての活躍がいち早く期待される。



西岡剛 ミネソタ・ツインズ ー 内野手 右投げ両打ち 27歳(ロッテ 2003-2010、MIN 2011~)ー 2010年のオフにポスティング制度でミネソタ・ツインズが落札(5.33MIL)、3年契約でツインズに入団(3年・9MIL)。ツインズ入団後はセカンドにコンバートされ、ツインズの上位打線での活躍を期待されていたが、開幕早々にプレー中の怪我でDL入り。6月にはメジャー復帰をしたが期待していた結果を残せず、9月にふただびDL入りし、メジャー1年目は不満が残る形で終わってしまった。今季は怪我からの完全復帰をして、今年こそメジャーでの活躍を期待されている。



松坂大輔 ボストン・レッドソックス ー 投手 右投げ右打ち 31歳(西武 1999-2006、BOS 2007~)ー 2006年のオフにポスティング制度でボストン・レッドソックスが落札(51.11MIL)、6年契約でレッドソックスに入団(6年・52MIL)。2007年のレッドソックス入団1年目で早くも先発投手の一員として活躍し、レッドソックスのワールドシリーズ優勝に貢献をした。メジャー2年目も防御率2.90、18勝を上げるなどしてメジャーでもエース級の実力を見せた。しかし2009年からは怪我のためおもうようなピッチングができず成績も低迷、2011年も靱帯損傷でシーズンを終えてしまった。今季は怪我から完全復帰をして以前の松坂の活躍ができることを期待している。


和田毅 ボルチモア・オリオールズ ー 投手 左投げ左打ち 30歳(ソフトバンク 2003-2011、BAL 2012~)ー 2011年のオフにフリーエージェントとして、ボルチモア・オリオールズと2年契約で入団(2年・8.15MIL)。昨年、ソフトバンクで自己ベストとなる防御率1.51をマークし、チームの8年ぶりの日本一に貢献した。今季からはオリオールズの先発投手としての活躍が期待される。








その他の日本人選手(フリーエージェント)

井川慶 ー 投手 左投げ左打ち 32歳(阪神 1999-2006、NYY 2007-2011)ー 2006年のオフにポスティング制度でニューヨーク・ヤンキーズが落札(26MIL)、5年契約でヤンキーズに入団(5年・20MIL)。ヤンキーズに入団後、大物日本人選手として注目を浴びていたがあまりメジャーでは活躍できず、2009年からはメジャーへの昇格もなかった。それでも「メジャーで通用する実力がある」と言われており、他のチームへの移籍の話もあったが、年俸の高さがネックとなりその話も流れ、契約が切れるヤンキーズのマイナーに属していた。今季のチームは決まっていないが、再度メジャー復帰に向けて頑張って欲しい。



川上憲伸 ー 投手 右投げ右打ち 36歳(中日 1998-2008、ATL 2009-2011)ー 2008年のオフにフリーエージェントとして、アトランタ・ブレーブスと3年契約を交わし入団(3年・23MIL)。メジャー1年目ではブレーブスの先発投手の一人として活躍をしたが、2年目からは成績が低迷。2011年は怪我に悩まされ、メジャー登板をすることはなかった。今季のオフは右肩痛の手術を行い、メジャー復帰を目指して頑張っている。 






福留孝介 ー 外野手 右投げ左打ち 34歳(中日 1999-2007、CHC 2008-2011、CLE 2011)ー 2007年のオフにフリーエージェントとして、シカゴ・カブスと4年契約で入団(4年・48MIL)。日本ではクリーンアップとして活躍していたが、メジャーでは出塁率の良さを買われて上位打線を打つことが多かった。2011年のシーズン中にで助っ人としてクリーブランド・インディアンズにトレードと移籍したものの、新しいリーグでプレーをする理由かインディアンズではいい成績を残すことができなかった。更新:シカゴ・ホワイトソックスと1年契約を交わす。今季はホワイトソックスのレギュラー右堅手としての活躍が期待される。




松井秀喜 ー 外野手 右投げ左打ち 37歳(巨人 1993-2002、NYY 2003-2009、LAA 2010、OAK 2011)ー 2002年のオフにフリーエージェントとして、ニューヨーク・ヤンキーズと3年契約で入団(3年・21MIL)。名門ヤンキーズに入団後、1年目からメジャーでもトップクラスの左バッターとして活躍、毎年ヤンキーズのプレーオフ進出に貢献し2009年にはワールドシリーズ優勝まで導いている。2010年はロサンゼルス・エンジェルズに移籍、そして2011年はオークランド・アスレチックで活躍した。今はフリーエージェントでチームは決まっていないが、多くのチームからオファーが殺到してるので、今季もメジャーでの活躍は期待できるだろう。


中島裕之 ー 遊撃手 右投げ右打ち 29歳(西武 2002~)ー 2011年のオフにポスティング制度でニューヨーク・ヤンキーズが落札(2.5MIL)、しかしヤンキーズの入団交渉は契約までにいたらず2011年は再び西武と再契約を交わした。