「ＭＬＢ」 ２０１１年メジャーリーグ予想： American League West

さて、ちょっとしたフロリダブログの寄り道は終わりにして．．．２０１１年メジャーリーグ予想：　ＡＬ　Ｗｅｓｔを発表したいと思いますっ。パチパチパチパチっ～～～！！

「Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｌｅａｇｕｅ　Ｗｅｓｔ」

１位　オークランド・アスレチックス（Ｏａｋｌａｎｄ　Ａｔｈｌｅｔｉｃｓ）

アスレチックス本拠地：　Ｏａｋｌａｎｄ－Ａｌａｍｅｄａ　Ｃｏｌｉｓｅｕｍ

Ｍｏｎｅｙ　Ｂａｌｌの作者の凄腕ＧＭ・Billy Beaneは今年もやってくれました。まずはどのチームも欲しがる若手先発投手を４人（Brett Anderson投手、Dallas Branden投手、Trevor Cahill投手、Gio Gonzalez投手）も揃え、そこにかつてアスレチックで活躍したRich Harden投手を取得して先発ローテーションは完璧。クローザーのAndrew Bailey投手も２年連続で好成績を残してるのでもう実力は申し分なし。昨年は打線の方に不安があったが、オフにHideki Matsui選手とDavid DeJesus外野手を取得してアップグレード。若手のCliff Pennington遊撃手とDaric Barton一塁手がメジャーで通用する選手に育てば、投手陣の勝ち星がさらにアップするだろう。
日本人選手：　松井秀樹、カーク鈴木


２位　ロサンゼルス・エンジェルズ（Ｌｏｓ　Ａｎｇｅｌｅｓ　Ａｎｇｅｌｓ）

エンジェルズ本拠地：　Ａｎｇｅｌｓ　Ｓｔａｄｉｕｍ　ｏｆ　Ａｎａｈｅｉｍ

昨年は打撃陣に不振に悩まされたエンジェルズだったが、オフシーズンにトロントのVernon Wells外野手をトレードで取得し、あとはKendry Morales一塁手が怪我から復帰すれば打線もガラリと変わるだろう。さらにオフシーズンにHisanori Takahashi投手とScott Downs投手を取得し、チームの強みだったリリーフ陣がよりいっそう強化された。先発はJered Weaver投手、Dan Haren投手、Ervin Santana投手、Joel Pineiro投手、Scott Kazmir投手の実績のある投手で埋められまったく申し分がない。ベテラン選手が多いので、怪我にさえ悩まされなければ地区優勝もありえるだろう。

日本人選手：　高橋　尚成

３位　テキサス・レンジャーズ（Ｔｅｘａｓ　Ｒａｎｇｅｒｓ） 

レンジャーズ本拠地：　Ａｒｌｉｎｇｔｏｎ　Ｓｔａｄｉｕｍ

昨年はＭＶＰのJosh Hamilton外野手を筆頭に爆発的な打線でワールドシリーズの出場を果たしたレンジャーズだが、オフシーズンに何人ものキー・プレイヤーをＦＡで放出。代わりに取得した大型ＦＡのAdrian Beltre三塁手がどれだけ活躍を出来るかに期待がかかる。先発では昨年のシーズン中に加入したエース格のCliff Lee投手が抜けたのは痛い。残された先発陣がこの大きな穴埋めるためには去年よりも活躍をしなければレンジャーズに地区優勝はない。

日本人選手：　健山義紀


４位　シアトル・マリナーズ（Ｓｅａｔｔｌｅ　Ｍａｒｉｎｅｒｓ）

マリナーズ本拠地：　Ｓｅｆｅｃｏ　Ｆｉｅｌｄ

日本のイチロー選手は昨年もいつものように好成績を残しているにもかかわらず、昨年のマリナーズはほとんどのチーム打撃カテゴリーでメジャーの最下位。今年もこれと言った打線の強化はされてなく、マリナーズ打線の低迷はまだまだ続くであろう。投手陣は昨年のサイヤングのFelix Hernandez投手以外には頼りにできる投手がまったくおらず、若手投手が育ってくれることを祈るしかない。マリナーズの復興にはまだこれからも時間がかかりそうだ。


日本人選手：　イチロー



これで「２０１１年メジャーリーグ予想」もやっと半分終わりました。つぎはナショナル・リーグの東地区の予想です。


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