2025年3月5日水曜日

世界遺産:レーロース(Røros)ー ノルウェー

レーロース(Røros)

レーロース(Røros)は、ノルウェー中部にある17世紀からの歴史を持つ鉱山都市 で、北欧の伝統的な木造建築と鉱山産業の歴史を今に伝える貴重な町です。鉱業によって発展し、独特の都市景観が形成されました。1980年にユネスコ世界遺産(文化遺産) に登録されました。

歴史

  • 1644年:レーロース周辺で銅鉱床が発見され、鉱山開発が始まる。
  • 17~18世紀:鉱業の発展により、木造の町並みが形成される。
  • 19世紀:鉱山業のピークを迎え、輸送のための鉄道が整備される。
  • 1977年:鉱山の操業が停止。
  • 1980年:ユネスコ世界遺産に登録され、歴史的景観が保護される。

オルンショーシュ鉱山(Olavsgruva)

特徴

  1. ノルウェー伝統の木造建築

    • 鉱山労働者や商人の住居が残る木造の街並み が特徴。
    • カラフルな木造家屋 が並び、中世の雰囲気を残している。
  2. 鉱山の歴史を伝える遺産

    • オルンショーシュ鉱山(Olavsgruva):かつての銅鉱山が公開されており、地下の坑道を見学可能。
    • レーロース博物館:鉱山都市としての歴史や、鉱業技術の発展を紹介。
  3. 冬の祭り「レーロース・マルクト」

    • 毎年2月に開催される**「レーロース・マルクト(Rørosmartnan)」** は、300年以上続く伝統の冬祭り。
    • 伝統衣装を着た人々が集まり、馬そりのパレードや手工芸品の販売が行われる。
  4. 自然と文化の融合

    • 周囲には美しい高原と森が広がり、ハイキングや冬のスキーが楽しめる。
    • レーロースは**「持続可能な観光地」** としても評価され、自然と歴史の調和が保たれている。

現在の状況

  • 歴史的建築が保存され、観光地として人気がある。
  • 鉱山跡や博物館が整備され、訪問者に鉱山都市の歴史を伝えている。
  • 冬季のイベントや手工芸品の産業が発展し、地域文化が維持されている。

アクセス

  • 所在地:ノルウェー・トロンデラーグ県レーロース
  • 最寄り都市:トロンハイム(車で約2.5時間、鉄道で約2時間)
  • 入場料:鉱山ツアーや博物館見学は有料(10~20ユーロ程度)

レーロース・マルクト(Rørosmartnan)
まとめ

レーロースは、北欧の鉱山都市の歴史と伝統的な木造建築が残る美しい世界遺産 です。鉱業遺産と共に、冬の祭りや手工芸などの文化が息づき、訪れる人々にノルウェーの歴史的な魅力を伝えています。


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